ao 20th anniversary〜おかげさまでブランド20周年をむかえました〜

これまでの感謝を、あらためまして。

私たちのブランドao (アオ)は
2025年4月11日で20周年を迎えます。

日々aoのお洋服をご愛用くださる皆さま。
aoのお洋服をお取り扱いいただくお店の皆さま、
そしてaoのものづくりを支えてくださる
職人の皆さまのおかげで
20年という節目の年を迎えることができました。

ブランド設立から
「ガーゼ」という素材のすばらしさを信じて、
洗いざらしの肌ざわりと着心地に心がほぐれたり、
気持ちが落ち着いたり、
また色鮮やかなお洋服で胸が高鳴ったり。
そんなお洋服を日々まっすぐに作ってきました。

20周年を迎えても変わらずに、
まじめにao は進んでまいります。

これからの20年、
ますます皆さまに楽しんでいただけるよう

色々な企画をご用意していますのでおたのしみに。

ガーゼのように軽やかに、
風通しのよい企業、ブランドを目指して。

どうぞよろしくお願いいたします。

ao チーム一同

20年の感謝をこめた、特別なTシャツ

20年という時間が、そっと教えてくれたこと。
毎日の暮らしに寄り添うものは、
特別じゃなくていい。

けれど、ふと心がほぐれる一枚があったら、
きっとうれしい。

この春、aoは20周年を迎えました。
日々の暮らしに、やさしく寄り添える
心地のいい服でありたい。

その想いは、これまでも、
これからも変わりません。

20周年の感謝の気持ちをこめて、イラストレーター・塩川いづみさんと一緒に、特別なTシャツをつくりました。

何気ない日常の中に、ふっと笑顔をくれる線。
あたたかさと、ちょっとしたユーモア。
塩川さんの描く世界には、不思議と心がほぐれる力があります。

このTシャツも、そんな一枚であったら。
着る人が、その人らしくいられるように。

商品詳細はこちら

塩川いづみ

イラストレーター。長野県生まれ。2006年多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。広告、書籍、雑誌、プロダクトのイラストレーションを中心に活動するほか、作品の展示発表も行う。対象の内面や背景に思いを巡らせて描かれる率直な表現が、幅広く好まれている。

http://www.shiokawaizumi.com/

20年周年記念ノベルティが続々登場

20周年記念ノベルティ

20周年を記念した特別なノベルティをご用意。オリジナルキャンディ、月桃茶、ハンドタオルなど、日々の暮らしの中でaoを感じていただけるアイテムをお届けします。
オンラインストアにて税込11,000円以上お買い上げの方には、アートキャンディショップ「PAPABUBBLE」とつくった、アニバーサリー限定のaoオリジナルキャンディをプレゼント。

20周年記念ショッパー

塩川いづみさんイラスト入りオリジナルショッパーをイベント、各店舗で配布いたします。お買い物の後も日常使いできるデザインで、20周年を盛り上げます。糸魚川で開催されるaoのファクトリーイベントから順次配布いたします。

20周年記念ブランドブック

aoのこれまでの軌跡を辿るブランドブックを出版いたしました。代表五十嵐の言葉による皆様への感謝と未来への展望、aoが扱ってきた100種類のガーゼ紹介、全国各地の産地との繋がり、代官山店ウィンドウを飾ってきたスタイリスト・タンナイミサさんによる13年間のスタイリングアーカイブ、そして関係者からのメッセージなど、aoの20年の歩みを凝縮しました。店頭やイベントで配布いたします。

ブランド20年のあゆみ

スタッフの思い出エピソード

穴の空いたガーゼ服。込められた気持ちを受け止めて。

あるとき、男性のお客様が代官山のお店を訪ねてくださったことがありました。手にはたくさん着てくださったのか穴のあいたガーゼのパジャマ。お話によると亡くなられた奥様が大切に着ていたもので、なんとか修理して手元に置いておきたいとのこと。そのような修理をお受けしたことがなく、やぶけ具合からきれいにお戻しできるお約束もできなかったので、はじめはお断りをするつもりだったのですが、気持ちに応えたいという想いで、スタッフが手縫いでお直し。お引き取り時のご主人のお顔をみて、心も繕わせていただけたような気がしました。

私たちを知ってほしい、パリ展示会に出展した時の話。

2010年、パリの展示会へ出展。aoを海外の方に知っていただけるなかなか無い機会でした。ガーゼの魅力を知ってほしい。そんな思いを形にしたいと考えたのは生地をパッチワークし、刺し子を施した大きなタペストリーでした。代官山のお店番をしながらチクチク、家に持ち帰ってチクチク。ひと針ずつスタッフが心を込めた手仕事が集まって出来上がったタペストリーと共に、aoのお洋服を見ていただけたことは今も鮮明に記憶に残っています。その際、展示会場でaoのお洋服に実際に触れてくださったドクターとの出会いが、のちに「ここちよさの数値化」という実証に繋がってゆくのでした。

パンデミックの混乱の中、私たちだからできることを。

2020年に起きた大きな出来事のひとつ、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)があります。みなさんの記憶にも新しいのでは無いでしょうか。コロナと言われたその時期、aoもその影響で来店がばたりと途絶えていました。マスクなどの必需品が行き届かない中、必要な方へいち早く届けたい想いで、急ピッチでガーゼのマスクを企画。売り上げを度外視したものづくりでした。このことがきっかけでアオを知ってくださる方も。ガーぜだからできることを改めて考える機会となりました。

賛否両論？心も体も綿花色に染まりたい！

私たちが取り扱うガーゼに欠かせない綿花。原材料である綿花作りを始めたのは2015年のことです。種まきから数ヶ月で黄色や白の花が咲き、受粉後に花はピンク色に変化。花が落ちた後に綿の実 =コットンボールが成長していきます。コットンボールのふわふわとした淡いベージュカラーこそが、未晒し（みざらし）ガーゼの色なのです。ある日私たちチームの長である五十嵐は思いました。身も心も捧げた綿花に近づくには･･･。その決意表明はなんと髪色をコットン色に染めること！ふわふわとしたコットンべージュのヘアカラーにスタッフ一同驚きを隠せませんでした（笑）