「お客様の暮らしや気持ちに寄り添う」ガーゼなひとびと #02 ao 上松康子
ao のスタッフは十人十色。 それぞれが自分らしさを活かしながら、日々お仕事に向き合っています。 今回は、北浦(企画担当)が、現在は全国各地のポップアップイベントでaoの魅力を伝えてくれている、販売スタッフの上松さんにお話をうかがいました。 好きなものを通じて生まれるお客様との会話 北浦:上松さん、今日はよろしくお願いします! 上松さん:よろしくお願いします〜! 北浦:まずは、上松さんとaoの出会いを教えてください。 上松さん:はい。私は2019年の4月に入社しました。実はそれ以前から、ao umedaと同じフロアで働いていたんです。いつも「素敵だな」と、気になる存在でした。当時のスタッフの皆さんが楽しそうにお仕事をされていたのがとても印象的で。 そんな中、ある日スタッフ募集があって。これはチャンスだ!と思ってすぐに応募しました。ちょうどそのタイミングで、代表の五十嵐さんが糸魚川から大阪に来られることになって、面談を経て採用に。 最初はアルバイトとしてスタートしました。 北浦:近くで見ていたaoに、まさに飛び込んでくださったのですね。それまでもお洋服の販売をされていたのですか? 上松さん:いえ、大学を卒業してからは会社員をしていました。そのころ、フラワーアレンジメントの教室に通っていて、「いつかお花屋さんになれたら…」なんて思っていたこともありました。 雑貨や紙ものも大好きで、自宅で小さな雑貨店を開いていたこともありましたね。寝具やタオルなど、素材にこだわったメーカーでも接客のお仕事をしてきました。 北浦:雑貨店をご自身で!今日身につけていらっしゃるブローチもとても可愛いですね。 上松さん:ありがとうございます。ブローチを集め始めたのは、aoで働き始めてからなんですよ。ガーゼのお洋服に、さりげなくポイントを添えたくてつけてみたら、とっても可愛くて。それから少しずつ集めています。作家さんの真鍮のブローチや、ヴィンテージのものなどいろいろ。「それ、可愛いですね」って、お客様とのお話のきっかけになることも。 ちなみに、ブローチを入れている箱は、新潟のお菓子の箱なんですよ。可愛いでしょ? 北浦:てっきり海外の古い箱かと思いました。新潟のお菓子だったんですね、とても素敵です。今日はお気に入りの本も持ってきてくださっていますが、世界観が通じる感じがしますね。 上松さん:そうなんです。東欧の雑貨や、紙もの、ラッピング用品も大好きで。紅茶で紙を染めてみたり、好きなフォントを眺めてキュンとしたり(笑)古いレースや刺繍も好きです。 北浦:手触りのある紙ものや、あたたかみのある雑貨って、見ているだけでも心が和らぎますよね。 上松さん:そうですね。ざらっとした古いレターセットの紙質とか、色合いの儚さとか。集めた小さな雑貨たちを使って、ほんの少し気持ちを添えるギフトを、自分らしくアレンジするのが好きなんです。 北浦:それはとても素敵ですね。上松さんが選んで贈るプレゼントには、さりげなくも上松さんらしさが滲んでいて、受け取る方も嬉しいだろうなと思います。 相手のことを想像して、ほんの少しのエッセンスを加える 北浦:寝具やタオルメーカーでのご経験もあるとのことですが、それらが今のお仕事に活かされていると感じることはありますか? 上松さん:はい。特に、素材に特化した商品を扱う現場では、お客様のお悩みに寄り添う接客を大切にしていました。aoも、素材のやさしさにこだわったお洋服が多くて、肌が敏感な方にも安心してご提案できます。 お客様の個性やお悩みに寄り添いながら、心地よさを届けられるよう心掛けています。 北浦:お洋服って、自分の気持ちをぐっと上げてくれるものでもありますよね。意外な組み合わせや提案をしてもらえるとワクワクしますし、そこに着心地のよさが加わると、まさに「お気に入りの一着」になります。...
